最大筋力の謎
実はもっと挙げられる
そんなの簡単。実際に持ち上げてみればいい。1回しか持ち上げられない重さにきたら、それが最大筋力・・・というのは実は間違い。一つ目の理由は、この計り方だと、軽いウエイトから順番に挙げていこうとするでしょう?いくら軽いウエイトから始めたとしても、3回、4回しか挙げられない重さまできたら、相当な疲労が溜まっているはずです(それぞれ1回ずつしか挙げていないとしても)。「あ~、1回しか挙げられない」という重さを調べておいて、3日後にその重さで持ち上げてみたら、実は3回挙げられた、というのが普通でしょう。
クソ力
そして、2つ目の理由。『火事場のバカ力』『火事場のクソ力』という言葉は知っていると思います。火事に限らず自分又は周囲がピンチに陥ったときに、普段では考えられないような能力を発揮する、というものです。本来は、『火事場の~』の状態が本当のフルパワーなのですが、体は無理な負担をかけることを嫌うので、日常生活では無意識のうちに力を抑制しています。この抑制が外れたものが『バカ力』『クソ力』で、本当の最大筋力というわけです。でも、ウエイトトレーニング中に意識して抑制を外すことなんてできません。
大声コンテスト
重量挙げや投てきなどの競技で、選手が『ドリャ~~~!!!』だの『ウオ~~~!!!』だの『★■×●=▼!!!』などというものすごい叫び声をあげているのはよく見る光景だと思います。あれは、気合を入れる以外にも、筋肉の抑制を外して極力最大筋力を発揮しようという目的もあるのです。決して、大声コンテストをやっているわけではありません。